ジャニオタ的国会図書館のススメ

国会図書館といえば、最近このニュースが話題になりました。
http://matome.naver.jp/m/odai/2144641457968710401
納本することで出版社にお金が入ることについては初めて知りましたが、国会図書館というのは普通の図書館とは違い、「納本制度によって出版者に特定の図書館に出版物を納めることを義務付け、一国内の出版物を網羅的に収集することを重要な役割とし」た図書館です。
納本の対象は、出版物の全てで、雑誌も含まれます。となると、もう見られない過去のドル誌が全て揃い、無料で見ることができるのはここ、国会図書館なのです!これに魅力を感じないジャニオタはいないのでは?

ということで、今年の9月、少年たちを観劇した翌日に国会図書館に行ってきたのでその時のことをお話しします。
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わたしたちは千代田線の国会議事堂前で降りてそこから5分ほど歩いて国会図書館に向かいました。
千代田線は原宿駅日比谷駅もあるので、原宿のジャニショで写真を買い、国会図書館で過去のドル誌を見て、日生劇場もしくはシアタークリエとかで舞台観劇〜っていうコースもいいかもしれません。
国会の周りはずーっとイチョウ並木が続いています。行った時期は9月。そこかしこに銀杏爆弾が落ちていて、そのにおいにギャーギャー叫びながら歩きました。ちなみにわたしの住む北海道にはイチョウの木はありますが、銀杏の実が落ちているのを見たことがありません(調べたところ、北海道は意図的に実つかない雄の樹を植えているらしいです)。はじめてにおいを嗅いでもうびっくりしました。くせぇわ。みなさんも9月の訪問はお気をつけください。

  • 入館まで
まず新館で利用者登録を行います。
身元がわかるもの(免許証など)を持っていけば利用者カードを作ることができます。
行ったのが土曜日で、多くの人が並んでおり登録までに30分ほどかかりました。
ちなみに利用者登録をせずに「臨時利用者」として入ることもできるようですが、閉架図書の閲覧請求ができず、閉架の中にあるドル誌は見られません。ドル誌を見るときは必ず利用者登録をしましょう。

  • いざ入館
普通の図書館を想像して行ったのですが、全然違う。本がない。
テーブルとイス、パソコンが並んでいます。
まずはこのパソコンで蔵書を検索し、請求を行います。
わたしはJ.J.Express時代の深澤くんを見たかったので、2006年のWINK UPで検索しました。なぜWUかというと、WU厨なので。

  • 蔵書請求
検索すると、なんか検索結果が少ない。
全部揃ってないのかな?と思いつつとりあえず片っ端から請求。
請求したら受け渡しカウンター前で本がやってくるのを待ちます。これも大体30分くらいかかりました。

  • 請求した本とご対面
受け渡しカウンター横にあるパソコンに利用者カードをかざすと、請求した本が到着したか確認することができます。
まず1冊、到着を確認し、取りに行くと、ドル誌とは思えないえんじのハードカバーに包まれた厚み8センチほどの本が。えっ!?間違えた!?と思い背表紙を見ると、金色の文字でその厳かな本の雰囲気に似つかわしくないWINK UPの文字。
カウンターを離れ、本を開いてみると、3ヶ月分のWINK UPが一冊になっていました。だからこの厚みで、だから検索結果が少ないのです(*月から*月分、とかいう表記はなかった気がする)。
それからどんどこそのハードカバーが到着し、時間的に読み切れるわけもなく、やむなく返却しました。
そう、図書館とはいえ外への持ち出しはできません。盗まれたら困るものね。
ちなみにduetはハードカバーではなく売ってるまんまやってきました。雑誌によっても違うみたい。

  • まとめ
とにかく何をするにも時間がかかります!!時間に十分な余裕を持つことをおすすめします。
あと土日はめちゃめちゃ混んでいます。真面目にお勉強されてる方もいればマンガをお読みになられてる方もいる。
あと必要であれば地下で有料のコピーを利用できるそうです。コピーしたいんですけど…つってドル誌差し出すのはなかなか勇気いるけどな!

地方にお住まいの方はぜひジャニオタ観光コースの一つに加えてみてはいかがでしょうか。関東にお住まいの方も、アカデミックジャニオタっぽみを出してみてください。