予測できないプロローグ

田口淳之介くんが来春KAT-TUNを離れると発表された。KAT-TUNは3人で活動を継続させる。

わたしはバイトがあり、録画でベストアーティスト2015を見ることにしていて、バイト終わりにTwitterを開いたら、タイムラインが不穏な空気に包まれていた。
断片的な情報をパズルのように組み合わせたら、まさか、と思えるような出来事が起こったらしいことが推察された。
タイムラインを遡りたくない気持ちはあったけれど、ずっと知らないことなどありえないと、意を決してスマホの画面を下にスクロールした。

今回の発表は、冒頭に述べた2点である。

まさか、だった。
これまで2人のメンバーが離れ、4人になったKAT-TUNKAT-TUNのタメになる旅!ではレギュラー放送が始まる以前、よくメンバーが減った弄りをされていた。あれだけ弄られたらもう辞めないだろ、とわたしは笑っていたのに。
「自分自身、30歳を目前にして、これからの人生の歩み方を考えた上で、メンバーには本当に申し訳ありませんが、自分の道を選択させていただきました」。ベストアーティストで田口くんはこのようにコメントした。
また、ファンクラブ会員向けのコメントでは「一身上の都合」としている。
自分の道ってなんだろう。一身上の都合とは。
何がやりたいことがあって辞めるのか、辞めなければならない事情があってやめるのか、そのどっちもか、はたまたそれ以外か、よくわからない。釈然としない。

  • KAT-TUNは解散せず、3人で活動を継続させる
ここからする話は、あくまでわたし個人の意見である。暴論かもしれないけど、ジュニアに降りたからそんなこと言えるんだといわれるかもしれないけど。

ここまできたら、解散したほうがいっそよかったと思う。

なぜそう言うか、自分でもわからないけど、わたしはそう思った。
3人になってまで、KAT-TUNを守ることに意味はあるのかと。もちろん、応援してくれる人がいるからこそ守る意味がある。でも、本当にそれでいいのだろうか。
わたしには、その答えがまだ見つからない。


この脱退や活動継続について疑問や異議を投げかけはしたが、これは4人で決めたこと。わたしたちにはどうにもできないことである。
もちろん、全力で応援する準備はできている。
最後の4人の姿ではなく、純粋に10周年の彼らを応援したい。

これからの半年弱、私たちファンは「踏み出した君の強さ」を目に焼き付けていく。